テーマ 古代の夢と現代の夢
出展者 万国博古河館推進委員会
設計 清水建設
施工 清水建設
敷地面積 4,852u
高さ 85m
構造 鉄骨、鉄筋コンクリート
工費 6億円





Description

西暦753年、奈良東大寺の創建当時に立っていたと伝えられる七重の塔を忠実に再現したものが、この古河パビリオンであります。
古代j寺社建築そのままですが、奇抜で、自己主張の強いパビリオン群に周りを取り囲まれていても、不思議に違和感なく溶け込んでいて、
むしろそれなりに、目立つ存在です。 天平時代の人々が感嘆して見上げたであろう巨大建築物が、時を超えて、現代の人々の心も
惹きつけるのは、その造形の中には真理があるからでありましょう。

東大寺伽藍建造も、大阪万博も、どちらも当時の国家的巨大プロジェクトでしたが、人々はそこに新しい時代の確かな到来を感じ取り、
この威風堂々たる七重の塔の姿を希望に重ね合わせ、輝く未来を信じて疑わなかったことでしょう。